五感をフル活動することでコミュニケーションが円滑になる理由

今日はリース作り教室のお手伝いをしてきました。フレッシュなヒムロスギの香りと、アロマの香りがふんわり漂うお部屋で過ごして、癒されました。「今日は『鼻』で作るリースです」という先生のネーミングセンスも素敵でした。

 

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上の画像上に写っているグリーンが「ヒムロスギ」。私もキッズ達とクリスマスのアレンジ作りで使います。夏に華展で使った、クラスペディア(黄色のボール)やソテツも大事にドライフラワーにしておいたのでようやく日の目を見ます。いただいた命は、最後まで大切に使います。

 

五感をフル活動することでコミュニケーションが円滑になる理由

仕事が忙しい時や疲れているときは、自分の心や表情を見せたくなくなり、ついつい無表情になったり、顔を背けたりしてしまいがちです。顔を見なければ話しかけることも減り、挨拶も次第にしにくくなります。

もう、みなさんはお気づきだと思います。一度言葉を交わしにくくなってしまうと、何をきっかけにしたら話ができる様になるのか・・・きっかけ作りが難しいのではないでしょうか。

 

私の講座でも、花を活ける前に五感をフル活動させて感じてもらうことを大切にしています。それは、日頃、頭を目一杯使って「思考」をしている皆さんが、「自分の心が感じること、心が動いたこと」に自分で気づくことが大切だからです。

そして、思わず「うわぁ、きれい」「う〜ん、いい香り」と、思わず感じたことを口に出したり、ふわっと笑顔になってしまうことを実感していただきたいのです。

 

なぜ、思わず笑顔になったり、話しかけることが良いコミュニケーションのきっかけになるのか?

 

いけばなを通して花と向き合い、自分の心の動きを感じることは、滞った空気を変えます。出来上がった作品を通して、コミュニケーションが始まる、そのきっかけになるからなのです。

いけばなコミュニケーション講座

草月流から学ぶコミュニケーション講座
いけばなを通して自己表現をすることは、他者との関わりなど日常で欠かせないコミュニケーションスキルを高め、あらゆるシーンで役立ちます。

ただ花をいけるのではなく、テーマに則り目的を意識しながら花と対峙します。それは自分と向き合う体験となり、様々な気づきを得るでしょう。