ビジネスに欠かせない過去の知恵を新しいものに生み出すツール
先月、日本橋高島屋で開催された、草月いけばな展に展示されていた、三代目お家元勅使河原宏先生の言葉です。
草月流では、それぞれが花と向き合い、語り合いながら自分らしい「いけばな」を創り上げていきます。自分らしいいけばなをいけるためには、もちろん基本となる技術を身につけることも、先輩方から受け継いだ知識を生かして経験を積むことも大事。
でも、それだけではなく、常に時代に合わせて進化していく、成長していく姿勢。
先輩方を敬い、過去の知恵を自分の中に取り込みながら、新しいものを産み出していく心意気が大切なのではないかと思います。
これは、「いけばな」に限らず、ビジネスにも世の中の仕組みづくりにも、これからの時代にはきっと必要になることではないでしょうか。
できるうるならば、「新しく産み出す・創り出す」ことを楽しみながら枠を超えていきたい。私にとって、いけばなはそのためのかけがいのないツールであり、パートナーです。
みなさんにとってのツールは何でしょうか。
いけばなコミュニケーション講座
いけばなを通して自己表現をすることは、他者との関わりなど日常で欠かせないコミュニケーションスキルを高め、あらゆるシーンで役立ちます。
ただ花をいけるのではなく、テーマに則り目的を意識しながら花と対峙します。それは自分と向き合う体験となり、様々な気づきを得るでしょう。
ただ花をいけるのではなく、テーマに則り目的を意識しながら花と対峙します。それは自分と向き合う体験となり、様々な気づきを得るでしょう。