想いを形にする仕事

4月21日、NHKホールでの田原俊彦さんの40周年記念ライブに、ファン有志の皆さんとお花を贈りました。

花制作のご依頼をいただいたのは1ヶ月以上前。ご依頼主の皆さんと、どのようなイメージのお花が良いか?言葉やデッサンでやりとりを重ねました。

通常、お花屋さんでしたら、予算とイメージをお伝えしてあとはお任せ!になるところ、なんと、今回は色紙や名前札作りから、当日の花制作の仕上げ、そして搬入までをみなさんと力を合わせて創り上げて行きました。

途中のやりとりが、文化祭の準備のようで本当に楽しかったです(お仕事なのに!)

花職人として、私ができることは、イメージにぴったりな花材を仕入れてくることと、作品の大まかな土台と方向性を定めること、そして、ご依頼主さんの想いを最大限に花に託すこと。

もう、みなさんと花を信頼して入れば間違いなく良いものができる!とわかってはいても、最後まで何が起きるかわからないもの。胃がキリキリとしました。

が、おかげさまで、みなさんの熱い思い、愛が満載の最高傑作になりました。
ホッとしました〜〜〜


今回のお仕事は、単に「花を生ける」「作品を作る」というものではなく、
ご依頼主、花、制作者で力を合わせて、アーティストのライブを応援するために、その時間と空間、経験を共有するという、とてつもなく壮大なものになりました。

想いを形にするお手伝い。

もの、サービスを提供するだけではなく、「時間・空間・経験を提供する」という仕事のあり方、可能性に気づかせていただきありがとうございました。