花を創造する=いけばな

20年くらい前に、初出展した作品。3m弱の桑の枝を、お花屋さんから仕入れさせていただき、山手線と東横線を乗り継いで担いできました。若かった・・・

 


草月流のいけばなは、花の美しさをそのままいける・・・のではなく、人間と花との語り合いの中で、花が持つ美しさを新たに見つけ、時には破壊して創りだし、新たに「いけばな」という新しい創造をする。どこまでも自由に創造することを目指しています。

自由に創造するために、基本的な技術を学んだり、先輩方の作品をたくさんみて、手を真似してみて、試行錯誤しながら、その人オリジナルの「花」を生み出していきます。

今まで見出せなかったものを、見つけ出したり、従来の方法や発想にとらわれず、いかに新しい発想をするか?今までの枠組みを破壊し枠を超え、常に新しいもの、新しい視点、発見をする。

常に柔軟に時代に合わせて新しく自由な発想・創造をすることの重要性は、今の時代、「いけばな」に限らないと思います。

汎用性のあること、効率的画一的なことは、コンピューターやロボットに任せて、人間は各自の個性を生かし、それぞれがオリジナルなものを産み出していく・創り出していく。唯一無二な存在に価値が生まれてくるのだと思います。

一人一人が個性を発揮し、誰もがオリジナルになれば、お互いに争うこともなくなるでしょう。人を羨んだり、批判したり、違うものを拒否する必要も無くなります。お互いに「自分」というものを持っていれば、相手の個性も尊重し、受け止められるようになるでしょう。違いを認めることは、相手に媚びることでも、誰かに負けることでもない。そう思えるようになれば、相手を必要以上に怖がることもありません。周りの人と価値観が同じじゃなくても、不安になることもない。

みんながおんなじ方向を見る必要もなく、みんな違ってみんないい。相手と違う考え・感性を持つことは相手を拒否することではない。

とはいえ、頭でわかっていても、人と違う発想・発言をすることは、怖いよね。新しいものを創り続けるのも、パワーがいるし、そんな才能ないよね。

だから、私は「お花とお話し」することで、「自分の花」をいけていきます。たまに人と比べたくなっちゃったときに自分に立ち戻る場所でもあります。

「自由な発想・創造」をする方法は、皆、違います。音楽、美術、スポーツ、それぞれの分野での仕事。

 

日々の暮らしの中で、オリジナルが産み出されていくと、面白いだろうなぁ。元気がなくなったときは、誰かが誰かの支えになれば良いのかもね。

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