結果が想定できないことをする
サンゴミズキを分解して再構築。
元の形から想像できないものに変身しました。
なんとも不安定なのですが、崩れない。花との信頼関係があればこそ。
まず自分を信じることができ、その上で相手を信じられれば、思い切ってチャレンジできます。自分の力だけでなんとかするのではなく、信頼して明け渡すことで、世界が広がります。
自分の想定できることなんて、本当に狭い世界。その中で、確実にできること、安心していられることだけやっていてもつまらない。
それよりも、「あぁ、こんなことできたら楽しそう」と、多少、今の自分にはハードルが高いかなぁと思うことでも、心から「やりたい!」と思ったら、やってみる。今すぐできないときは、アンテナを張っておく。
すると、チャンスは向こうからやってくるんですよ〜
「ほら、この枠の向こうにはこんなに楽しい世界が広がってるよ〜」って。
自分がワクワクすること、心からやってみたいことなら、ヒョイっと飛び越えられます。そのとき、自分と相手をどれだけ信じて、全てを明け渡せるか?が大きなカギを握るのです。
とはいえ、全てを明け渡すことなんて、そうやすやすとはできないですよね。バンジージャンプやスカイダイビングみたいなものですから。
でも、そんな大それたことでなくてもいいんです。普段から、「結果が想像できないものを創ってみる」小さな体験を積み重ねておくといいですよ。
私は、花を活ける時には、常に「想定外」を楽しんでます。その経験が人生の幅を広げてくれてます。
人間関係であっても、いつも自分の「想定」した通りに動くことなんてありません。想定通りにならないからといって、力づくでいうことを聞かせようとすれば、こじれるばかり。
そんな時、その時の状況に合わせて柔軟に対応できる、懐の深さも身につく・・・気がします。