端午の節句

ゴールデンウィークもいよいよ終盤。今年は比較的天気も安定していたので、清々しい五月晴れを楽しめましたね。お花も今が一番勢いがあり、種類が多いです。よかったら、お花でお話し。お庭いじりにいらしてください。

<五月のいけばなレッスン> (お一人5000円。ペア割9000円(お一人あたり 4500円)

各日 ①11時〜12時30分 ②13時30分〜15時 ③15時〜16時30分 (それぞれ1名もしくは1組)です。マンツーマンレッスンなので、「いけばな体験をしてみたい」「基礎を学んでみたい」「久しぶりにお稽古してみたい」「ワークショップの開き方を知りたい」など、レベルやご要望に応じた内容でのレッスンです。時間帯はお気軽にご相談ください。

5月12日(土) ①②③

5月13日(日)  ①②③ (満席)

5月14日(月) ①

5月15日(火) ③

5月17日(木) ①→ヨガコンビネーション、 ③

5月18日(金)  ①

5月23日(水) ①②③

5月24日(木)①②③

5月28日(月)①②③

5月31日(木)①②③

お申し込みは、申し込みフォーム・メール、Facebookメッセンジャーで、お名前とご希望日時・時間帯・人数をおしらせください。

 

五月五日は、端午の節句。

菖蒲湯に入って、健やかな成長を祈ります。
お風呂に入れるのは、「菖蒲(ショウブ)」

たまに、葉っぱとセットで、写真のようなお花も売っていますが、こちらは、「花ショウブ」

実は、ショウブ湯の「菖蒲」はショウブ科(サトイモ科)。「花ショウブ」はアヤメ科。全く別の種類です。

花があるから花ショウブ・・・ではなかったのです。

なんと、ショウブの学名は「Acorus(美しくない)」

花ショウブ・カキツバタ・アヤメなどアヤメ科の学名は「Iris(虹のように美しい)」

学名、おそるべしです!!

こちらが「菖蒲」。ガマの穂みたいですね。見た目はよろしくなくても、その根茎は昔から漢方薬として用いられており、鎮静や鎮痛・鎮咳、消炎、胃腸薬や健忘症にも効くと言われ、重宝されていました。香りで邪気を払ってくれる、実用的な植物です。


こちらが「花ショウブ」

花びらの芯に黄色い筋が入っているのが特徴です。水際の湿った場所(ずっと水の中に浸かっているのは苦手)に生息します。「ノハナショウブ」という花の変わり種を、改良して江戸時代頃にできた品種です。比較的新しい花。葉っぱも直線的で背が高く、しっかりとしていて男性的なイメージ。

ちなみに、同じアヤメ科には、カキツバタ(Rabbit ear Iris→垂れた花びらが、うさぎの耳みたいですね)
カキツバタは、葉っぱが少し幅も広く、柔らかい印象なので、女性的です。水中(田んぼや池の中に生息します)

 

 

と、あやめ(Iris) があります。あやめは、「菖蒲(あやめ)」とかいたり、「文目」と書いたりするので、ちょっとややこしい。
花びらにあやめ模様があるのが特徴です。そして、乾いた土地に生息します(畑など)。一番小柄です。

 

(画像は、花ショウブ・カキツバタ・あやめは、「tenki.jp」 、菖蒲は「HORTI」のウェブサイトからお借りしました)

ということで、端午の節句には、「菖蒲」の香りで健康的になり、「花ショウブ」の潔く力強い葉を見て、子どもたち皆がすくすくと成長する姿をお祝いしましょう。

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