親子いけばな体験 しました

春休みも中盤に差し掛かりました。宿題もないから、子どもたちはちょっとのんびり。でも大人は年度末の切り替えでバタバタする時期ですね。

 

今日は親子でいけばな体験をしていただきました。

 

はじめにお花の説明と、ハサミの使い方をお伝えした後、ママは、基本花型をいけ、お子さん(Aちゃん・1年生)は思うがままに自由にいけてみました。

 

こちらが今日の作品。

 

ラナンキュラス・アリウム・ポワニー

 

チューリップ・ミツマタ


Aちゃんは、初めてのいけばなですが、お花を見るなり、サクサクとお花を選び、上手にいけて行きます。最初に、「お花のお顔がよく見える様にしてごらん」と言っただけで、自分で向きや表情を考えながら進めていました。

 

「このお花は、上から見たときに、きれいに見えるの。このブルーのお花は、緑の雲からちょっと顔を青空がのぞかせたみたいに見せたいから、後ろに入れたの。葉っぱが雲ね。」
とか、

「この蕾は、後ろから見たときにきれいに見える向きにしたの。咲いているお花が終わったら、この子がよく見えるの」

 

などなど、作品にストーリーがあります。

 

子どもたちは、お花とお話をするのがとても上手なので、Aちゃんの様に、手を動かしながら頭の中に描いたストーリーをお話ししてくれることがよくあります。なので、出来上がった作品を見るのも楽しいですが、その途中、どんなことを感じていたかを教えてもらうのがとても楽しいです。

 

生き生きとお話するお子さんの様子を見て、大人たちは「うちの子、なんだかすごいわ。こんなセンスあった、知らなかった!先生の話を聞いているの???大丈夫かしら???と思っていたけど、ちゃんとできるのね!」と新たな一面を発見してくださる様です。

 

お子さんの満足げなお顔も、それを見守るお父さん、お母さんの微笑ましい笑顔もとっても幸せそう。

 

 

キッズいけばなの時には、お花と仲良くなる方法や、道具やお花を大切に扱うことをお伝えするだけで、「こうしなければならない」という決まりはありません。

 

ときに、ヒヤヒヤすることも、ドキドキすることもありますが、じっと見守っていると最後には必ず素敵な作品になります。そして、自分から「あ〜満足。楽しかったからまたやりたい!」と言ってくれることが多いのです。自分でできる体験、大事だなぁと感じます。

 

 

Aちゃんも、「次は夏休みだね!」と言ってくれました。

 

Aちゃん、お花と仲良しになってくれてありがとう。私も今から夏休みが楽しみです。ピクちゃん連れてまた遊びに来てくださいね。(↓この小法師くんは、「ピクちゃん」BY Aちゃん命名)

 

お母さんも、親子いけばなも大倉山散策もお野菜直売も!楽しんでくださりありがとうございます。またホッと一息おしゃべりタイム付きのお教室にいらしてくださいね!