年の初めに
早くも3日。初詣をしたり、書初めをしたりとゆったり過ごす、穏やかなお正月です。
一年の計は元旦にあり。。。ということで、私も今年の目標をたてました。
草月五十則 第六則より
「はじめから、結果を心配しすぎぬ稽古」
花をいける時、はじめから結果を心配しすぎると、素材を活かしきることができず、自分らしい表現ができません。失敗してもよい。おおらかな心で、チャレンジしたいものです。
また、「よし、いい花を生けてみせよう!今年こそあっと言わせる作品をいけるぞ!」と、気合が入りすぎたり、気負い過ぎると、やはり作品に無理が生じます。
仕事をする上でも同じだと思います。
新しい事業を始める時。新しい事業所や、部署で勤務する時。結果を心配しすぎて、失敗したらどうしよう。メンバーがどんな人柄がわからず不安・・・と思っていると、なかなか自分の力を発揮することができません。また、不安な心を打ち消す様に、「ようし!自分がこの事業を成功させるぞ!私に任せて!」と力み過ぎると、やはり空回りをしてしまうでしょう。
周りの目や外側からの評価にとらわれず、花と素直な心・素の自分で向き合い、お互いの力を生かす。自分の力を過大評価したり、必要以上に慎重になりすぎず、一歩ずつ前進していく。
そんな一年にしようと思います。
みなさんの、一年の計は、いかがでしょう?
お教室や講座でお会いしたら是非、お聴かせください。
いけばなコミュニケーション講座
いけばなを通して自己表現をすることは、他者との関わりなど日常で欠かせないコミュニケーションスキルを高め、あらゆるシーンで役立ちます。
ただ花をいけるのではなく、テーマに則り目的を意識しながら花と対峙します。それは自分と向き合う体験となり、様々な気づきを得るでしょう。
ただ花をいけるのではなく、テーマに則り目的を意識しながら花と対峙します。それは自分と向き合う体験となり、様々な気づきを得るでしょう。