ありのままの、自分を差しだす 

 

今日の花材は、

ふとい、グリーンアンスリューム、クロトン

 

全部、緑の葉っぱだったので、思い切って、ごっつい真っ黒の鉄花器を選びました。

最近、鉄、多いです。暑い日が続くから、このクールなひんやり感を求めているのかも。

花を生けていると、ついつい

「こうしたらカッコいいぞ」
「ちょっと、目新しいことをしてみよう」と、自分のエゴ優先で、花をコントロールしようとする時があります。

 

逆に、難しいお材料に当たると、ついつい「いつもの自分のパターン」に納めて、安定のパターンで妥協してしまうこともあります。

 

見た目の派手な、立派な器を使ったり、無難に仕上げたり。

虚勢を張ったり、いつものパターンで収めたり。

なかなか、素直にありのままの自分でいけるのは、難しい。

 

普段の生活でもそうですよね。

 

新しい部署に異動したから、部下になめられない様に、張り切りすぎたり・・・

親になったから、「しっかりしなきゃ。子どものためにがんばらなきゃ。」と、一生懸命になったり。

もちろん、そういう時期も大事。(仕事も、育児も必要以上にキツキツで頑張った時期あります・・・私)

そういう時期を経験したからこそ、いつも、ありのままの自分・・・虚勢を張らず、萎縮もせず、心をオープンにしていくことなんて、並大抵なことではない!と実感しています。

ありのままの自分を出すのって、勇気がいりますよね。「あの人って、こんなところもあるのね」「意外と臆病なのね」「へ〜こんなことしているんだ。変わってるね」
「親がこんなだから、子どももね・・・」なんて言われたこともありました。今では笑い話です。

周りは感じたままに、好きなように言います。周りからの評価で、右往左往したこともあります。

 

でも、自分の芯を見つめる時間が持てたことで、周りの声は気にならなくなりつつあります。

 

 

ありのままの自分を差し出すためには、自分の心の奥からの思いに気づくことが第1歩。

 

その方法は人それぞれです。私の場合は、「いけばな」。

花とおしゃべりする、「いけばな」が、「自分の思いに気づくきっかけ」の一つになるかも?!と思った方、ぜひ体験にいらしてくださいね。

お花と一緒に、お手伝いいたします♪

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