水引&森の香りのポチ袋作りをしました

自宅スタジオで、水引&森の香りのポチ袋作りをしました。
本日の生徒さんは、学生時代からのお友達でもあります。お互い、別々の道を歩んでいますが、会うたびにお互いに良い刺激をもらったり、ご縁が巡ってくる仲間です。いつもありがとうございます。

冬至を過ぎたばかりで、新年に向けてお日様のパワーをいただきたかったので、スタジオ内は小夏とヒメコマツの香りでお出迎えしました。

ポチ袋に忍ばせる香りを選ぶために、森の香りを一つ一つ確かめるうちに心が緩み、日頃、なかなか口にすることができない、深いところにしまっている思いが溢れてきます。木々の香りを嗅ぎ、水引結びという、無心になれる手作業をしていると、ふと心の奥にしまっていたものが、ポロリと口から出てきます。

溢れた思いに対して、的確なアドバイスがほしいわけではなく、言いっ放し、聞きっぱなしが心地良いのです。話したことは、自分の耳からも入ってくるので、改めて自分の本当の気持ちに出会うことができます。

そして、話す(=放す)ことで、自分だけでは解決できなかったことを、いとも易々と実現してくれる人に出会えることもあります。

 

今日のワークショップを通して感じたことは、「何かを作ること自体も楽しいし、勉強になりますが、それ以上に、心地よい時間、興味深い時間を過ごしながら、着飾らず、いいことも、ちょっとしまっておきたいことも、安心して口にできる場が大事」ということ。心を開き、口にすることで、ご縁やチャンスが必ず広がります。

自分の中にある、まだ気づいていない自分に気付く時間。
それを表現することで広がる、ご縁。

いけばなや日本のアロマを通して、心地よい場やきっかけを創っていきたいと思いました。

来年も、様々な場所でお教室やワークショップを開催していきます。ぜひ、植物とのやりとりを通して、本来の自分の持つ力に出会いましょう。

何か特別なものになる必要も、誰かから選ばれる必要もないんです。自分の中の無限にある力を、一つ一つ引き出して磨いていけば、誰かと比べることなく、一人一人が唯一無二の個性を発揮できるのです。

Mさん、今日は大切なことに気づかせてくださりありがとうございました。これからもいろんなことを話して、どんどん自分の可能性に出会っていきたいですね。それぞれの場所で、一生懸命自分を生かしていきましょう。

 

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