お花DEお話し®︎六本木クラス お教室風景
今月から、お花DEお話し®︎草月流いけばな @六本木 春講座始まりました。
今までの水曜クラスに加え、火曜に入門クラスも始まり、毎月、たくさんの方のいけばなを拝見できて嬉しいです。ご参加ありがとうございます!
進度やご経験は様々ですが、みなさん、「前からいけばなをやってみたくて、お教室を探していた!」「会社や学校のクラブでやったことはあるけど、お教室に入ってもう一度やってみたい」「同好会に新しいお仲間をお迎えしたいので、自分たちももう一度基礎から勉強しようと思った」・・・と、とても前向きな方ばかり。
前年度からご継続の方が、ささっとお支度を手伝ってくださるので、私もリラックスしてお教室を始めることができます。みなさん、本当にありがとうございます。
そして、「お花が好き!」という共通の繋がりがあるので、初めましてどうしでも、とっても和やかな雰囲気でスタートしました。
こちらは、いけばな初体験の方。「基本の‘き’」の基本立真型をいけました。
レンギョウ(黄色い枝)と、ブレアンサス。ブレアンサスは、なでしこ科。カーネーションの仲間です。緑のふわふわっとした葉っぱの上に、小さなお花がポンポン咲いています。
何もかも初めてで、ハサミの持ち方からスタートしましたが、30分も経つと枝の良い姿を見つけたり、綺麗に剣山に刺す方法を聞いてくださったり、とても丁寧にお花を生けてくださいました。つんつんとまっすぐで、難しい枝ぶりですが、とても綺麗な立ち姿です。
いけばなご経験者の方。今回、基本をもう一度学んでみようとのことでした。
新聞紙が引いてある方は、途中の段階です。写真を撮ったり、離れた場所で見てから、手直しをして仕上げます。
人間の眼は、複眼ですし、立体的なものを上手に(時には自分の都合よく)見ることができます。特に、自分で一生懸命やっていると、意外なところを見落としがち。そこで、物理的にも、心理的にも少し離れて一旦冷静になって、見返すことや、写真に撮って確認する作業が大切になってきます。
こちらは、第2応用立真型。昨年度から継続の方の作品です。花と、横に出た少し短い枝の位置が反転しています。左右に枝が広がることで、全体におおらかなゆったりとした空間が生まれます。
草月流いけばなの特徴
草月流では、8つの型を通して、ハサミの扱い方、枝や花の味方、良い線の見つけ方・作り方、空間の捉え方・・・などを自然と身につけていき、「自由でその人らしいいけばな表現」ができるように学んでいきます。一度行けるだけでは、なかなか身につきませんが、同じお教室に、お仲間がいらっしゃると、他の方の作品やいける姿を拝見することで、復習や予習ができます。
同じ型、同じ花材・器を使っていても、みんなそれぞれ「その人らしさ」がにじみ出てきます。
「花は いけたら 人になる」
「花が美しいからといって、いけばな が全て美しいとは限らない」
・・・といったことも、お稽古の中で、楽しくじんわりお伝えしていきたいなと思っています。
ご見学・途中参加・体験レッスンご希望の方へ
火曜日午後(13時10分〜14時40分)は、あとお一人、お席あります。途中から参加したい、体験レッスンを受けてたい方、ご連絡ください。
(申し訳ありません、水曜日は満席です。ご見学は可能です)